【激白】エスパルス松岡大起 欧州クラブから接触も清水残留 パリオリンピック世代のボランチ

 豊富な運動量と 抜群のボール奪取能力。パリオリンピック世代のボランチ・松岡大起。
MF8松岡大起選手(21):「上に行く気持ちとか、目標はぶれていない。“世界基準”にもっていかないといけない」 
 エスパルスのJ1復帰。そして、来年のパリオリンピック出場を目指す21歳があくなき向上心と決意を語りました。

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【激白】エスパルス松岡大起 欧州クラブから接触も清水残留 パリオリンピック世代のボランチ

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海外への挑戦

画像1: 海外への挑戦

 昨シーズン終了後、松岡が目指したのはヨーロッパのクラブへの移籍。ところが、今回は成立せず、2月1日、エスパルスとの契約を更新。真相を直撃しました。

片山真人アナウンサー:「(欧州クラブから)接触はあった?」

松岡大起選手:「そうですね、ありました。でも、タイミングもあるし縁もあるし、契約のことなのでお金のところもあるし。一番はやっぱり自分自身の「力のなさ」と感じた。強くなるためにもっと力をつけなきゃいけないと日々感じている」

画像2: 海外への挑戦

成長と進化

 若き日本代表候補でもある松岡。そのプレースタイルは選手として成長するために まずはボールを奪いきる。本当に相手が持つの嫌がるくらい奪いきる。そう、「守備のスペシャリスト」。しかし、そこに松岡はさらなる “進化”を求めています。

MF8松岡大起選手(21):「攻撃のところでも 攻守にわたって“怖さ”を出していきたい」

 「攻守にわたる“怖さ”」。攻撃への意識はキャンプ中の練習試合でも顕著に現れました。J2熊本戦では、この位置からミドルシュート。

 ジュビロとのダービーマッチでは、ドリブルで仕掛ける場面や相手のファウルでプレーが止まった直後、素早いリスタート。このボールを受けた乾が前線へボールを送り、サンタナがゴール。松岡のプレーが起点になって、ゴールが生まれました。

画像: 成長と進化

MF8松岡大起選手(21):「あれはもう本当に、(乾)貴士くんが横で呼んでくれたので、常に早くリスタートするのは意識していたし、
『こういうプレーも出来るんだ』というところを見せていきたい」

キッカーに名乗り!?

 「こういうプレーも出来る」。それは、我々が持つ松岡大起という選手像からの進化。スポパラのカメラが、鹿児島キャンプで捉えたのはー
フリーキックの練習をする松岡。フリーキックの名手・澤登さんからアドバイスを受けていました。

MF8松岡大起選手(21):「コントロールしたキックはボランチ結構使うので。自分の中で自信はあるので。監督にも『俺キッカー前やっていたんですけど』と言って。(監督が)『じゃあ、今度チャンス与えるよ』と言ってもらえたけれど、まあどうなるか分からない。フリーキックも多分、得点やアシストにつながるので貪欲に行こうと思う」

仲間でありライバル

 そして、もう一つ。1月、フランスのストラスブールに期限付き移籍した鈴木唯人の存在も欠かせません。同い年の鈴木と松岡は、エスパルスでも世代別代表でも、ともに成長してきた仲間。

 これは、フランスへ旅立つ鈴木唯人を囲んだ記念写真。鈴木の横には松岡が寄り添うように映っています。今後も海外を目指す松岡は、鈴木をどんな思いで送り出したのか。

画像: 仲間でありライバル

MF8松岡大起選手(21):「(フランスへ)行く前日かな、一緒にご飯に行った。本人もめちゃめちゃワクワクしてたので、「あっいいな」と率直に思った。“ライバル”でもあるし、“負けたくない”気持ちもあるし、刺激しあえる仲間でもあり、いい関係性だと思います。自分の中で、唯人がどう思ってるか分からないけれど。自分は自分のサッカー人生があって そこで活躍して、上に行く気持ちとか目標はブレてないし、迷いはない」

J2での戦い

 J2開幕まで、あと1週間。エスパルスも 松岡自身も“上に行く”ために 強い覚悟で臨みます。

MF8松岡大起選手(21):「(エスパルスの)選手一人ひとりはすごく力があって、自信もあって、いい選手ばかりだと自分の中でも思っている。その自信と過信を間違わないように『出来ている』時だからこそ、もっと細かい所にこだわったり、そこは一人ひとり全員が勝つためにやらなければいけない」