【J1昇格へ】決戦の朝!清水エスパルスサポがパペット人形に込める思い。アウェイ水戸にサポーターが大集結!
明治安田生命J2第42節〔水戸vs清水〕ケーズデンキスタジアム水戸 12日午後1時
2位清水は水戸に勝てばJ1復帰が決まる運命のJ2最終節。試合が行われる茨城県水戸市のケーズデンキスタジアムには朝から多くのオレンジサポーターの姿があった。
清水サポーターのみならず、アウェイサポーターの間にも“パペパル”という愛称で親しまれつづけるパルちゃん人形がある。スタジアムの入口に鎮座する人形は、三島市在住でエスパルスサポーター歴30年以上の坂田里実さん(62)が、各試合に向けて人形用のゲーフラを作成して設置している。坂田さんは昨夜のうちに三島市を車で出て、休み休み午前6時半に決戦の地に到着した。「緊張というわけではないが、特別な心境。昨季の最終戦と同じ勝利が必要な状況だが、今年の最終戦は期待感が強い」と坂田さん。
パペパルは今季もリーグ戦の42試合はもちろんカップ戦含めて皆勤、サポーターが写真におさめるのがいわば恒例イベントになっている。けさも多くのサポーターが現地報告をしようとスマホをかざしていた。
「今年もパペパルを皆さんにかわいがっていただいてありがたかった。これで最後になるといいな。けさもすごい数のサポーターが来ているが、去年よりアウェイにかけつけるサポーターが多いし、選手たちを後押ししたと思う。シーズン当初は(7戦勝ちなしで19位に低迷し)プレーオフ行ければ御の字くらいに考えるときもあったが、きょうで昇格を決めて欲しい」
サポーターが望む1年でのJ1復帰。勝てば自力で自動昇格が決まる運命の一戦はまもなくキックオフとなる。坂田さんは続ける「パペパルはサポーターの思い願いが詰まっている、J1のスタジアムに連れて行って欲しい」