仏1部から清水エスパルス復帰の鈴木唯人「死ぬ気でJ1昇格」パリ五輪世代の背番号10

仏1部ストラスブールから復帰したJ2清水エスパルスの鈴木唯人(21)が19日、静岡市の三保復帰後初めて報道陣に取材対応し、J1昇格を誓った。

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 半年間のフランス・リーグアンでの挑戦は3試合1ゴール、デビュー戦でいきなりゴールを決めるなどインパクトを残したが出場機会を増やすことはできなかった。
 
 U-22日本代表で背番号10をつける世代屈指のタレントはこの挑戦を「間違いなくいい経験」と振り返り、次節22日の栃木戦から可能になる清水での新たなミッション達成に力を込めた。

「J1昇格を目指すことは言わなくてもわかっていること、そのためにできる限りのことをしたい。どのチームでやろうと、自分がしっかりと成長できればいい。自分に厳しくプレーすることがチームにプラスになる、プレーでみせられれば。やるからには死ぬ気でがんばろうというのは変わらない。」

 この日は実践形式の練習で攻撃的なポジションに入った。現在トップ下には35歳の乾貴士が7ゴールで君臨しているが、17日の千葉戦もフル出場し疲労も懸念される。

 鈴木は「試合感はわかっていないが、どんなコンディションでも言い訳はできない。」といつでもピッチに立てるようコンディションを上げる覚悟だ。
 
 残り16試合でJ1自動昇格圏2位磐田との勝点差は5。やはり大型連勝が欲しい。来年のパリ五輪世代の日本代表のエースであり、清水のエースナンバー23を背負う若武者にJ1昇格へ救世主として大きな期待がかかる。