清水エスパルスが大宮下し今季初の2連勝!乾貴士の今季初得点が決勝点。秋葉監督就任後3勝1分と見事復調

 清水エスパルスが“オレンジダービー”を制し今季初の連勝を飾った。
前節の山口戦、6発快勝をおさめた清水は勢いそのままにアウェーで大宮との一戦。
 清水は前半から主導権を握ると、前半20分右サイドバック岸本のクロスボールに乾貴士が頭で合わせ先制する。乾は「危機感があった。いいボールが来て合わせるだけだった」乾はこれが今季初ゴールとなった。

清水は後半11分にも岸本のクロスにチアゴサンタナがヘッド、シュートはクロスバーに跳ね返されるが、こぼれ球をカルリーニョスが右足を振り抜き2点目をあげると、後半42分には途中出場の神谷優太がダメ押しの3点目を決めて大宮を突き放した。

 清水は今季リーグ戦7戦未勝利からゼリカルド前監督を解任したが、後任の秋葉忠宏監督が指揮をとり始めた8節の東京V戦で初勝利をあげるとここまで3勝1分。大胆なターンオーバーを採用しながら、前節は先発起用のDF井林が2得点、今節も途中出場の選手がゴールという結果を出すなど、見事に手腕を発揮している。