西武・鈴木将平、1つ上の先輩・愛斗のロッテ移籍に「自分だったかも…緊張感もって戦い続けたい」地元・静岡で野球教室
埼玉西武ライオンズの鈴木将平選手(25)が16日、地元・富士市での野球教室に参加し、来季の飛躍を誓った。この日は17の少年野球チームから150人のこどもたちがかけつけ、地元から巣立ったプロ野球選手・鈴木が送るキャッチボールやバッティングなどのアドバイスに耳を傾けていた。「ここに戻ってくることを楽しみにしている、もっと活躍してテレビに映らないと」と1年ぶりの野球教室を振り返った鈴木。
そうした中、山川穂高選手のFA去就などに注目が集まる中、5日に行われた現役ドラフトの結果、1つ年上の先輩・愛斗が千葉ロッテへの移籍が決定。鈴木にとって愛斗は、高卒でプロ入りし、同じドラフト4位の外野手ということで2軍時代からともに切磋琢磨してきた先輩でありライバル。鈴木も驚きはあったようで「そうですね…でもやはり、自分も7年間一緒にやってきたライバルだったので僕が選ばれていたかもしれないと思うと緊張感も上がりましたし、そこは毎年のことですけど勝負の年ということで、緊張感をもって戦い続けたい」と鈴木。さらに「自分とか残った外野手で勝負しないといけないと思うが、やはり自分が安定して、競っているところからひとつ抜け出せるように、それでもっと活躍することがチームが強くなる秘訣だと思う、コツコツじゃなくグンと飛躍して抜け出せるように頑張りたい」と、地元で決意を新たにしていた。
野球教室にはそのほか、鈴木の静岡高校の後輩3人も講師で参加。来シーズンから2軍に新規参入するハヤテ223への入団が決まった池谷蒼大投手(前DeNA)竹内奎人投手、慶応大学で日本一になった斎藤來音選手も子どもたちと交流を深めた。