「最後まで優勝争いに加わりたい」…最強のアマチュアランナー曽宮道さん44歳が参戦 /静岡マラソン
10日に開催される静岡マラソン。今回、マスターズ日本記録保持者が参戦です。
マスターズ日本記録保持者、曽宮道さん:「今年はすごいハイレベルな戦いになるんじゃないかな、とは思っています。最後まで勝負に、優勝争いに加われればなと思っています」
意気込みを語るのは島田市在住の曽宮道(そみやとおる)さん。曽宮さんは今から3年前の2021年に開催された福岡国際マラソンで2時間16分15秒を記録、40代前半のマスターズ日本記録を更新しました。高校時代は陸上部で主にトラック種目をやっていたという曽宮さん。卒業後は競技から離れ、30歳を過ぎてからランニングを再開したといいます。
マスターズ日本記録保持者 曽宮道さん:「もともとはダイエットが目的で始めたんですけれども、それがハマりにハマって今に至るという感じだと思います」
マスターズ日本記録を更新してからも、快進撃は続きます。2022年ギリシャで行われた246㎞を走るスパルタスロンで準優勝。去年はインドで行われたIAU100㎞アジアオセアニア選手権で見事優勝。44歳にして衰え知らず、長距離レースで無敵の強さを見せる鉄人ランナーなんです。
マスターズ日本記録保持者 曽宮道さん:「自分の中では年齢には負けたくないというのがありますので、今テーマとしてやっているのは、加齢は進化という言葉を自分の中でテーマにしてやっています」
曽宮さんは3日に開催された東京マラソンにも出場しました。タイムは2時間19分10秒の好成績でした。静岡マラソンは2週連続のフルマラソン挑戦です。
マスターズ日本記録保持者 曽宮道選手:「この1週間で、どこまで東京マラソンの疲労を抜けるかが一番のキーポイントだと思います」
最強アマチュアランナー曽宮さんは、いったいどんな走りを見せるのか。静岡マラソンは10日日曜日に号砲です。