秋の県大会優勝校・藤枝明誠VS大型投手擁する知徳 高校野球静岡大会4回戦
高校野球静岡大会。草薙球場第2試合は秋の県チャンピオン藤枝明誠と、大型投手要する知徳がぶつかりました。
プロのスカウトも視察に訪れたMAX152キロ、身長198センチの大型右腕、知徳の小船。
序盤は毎回三振を奪う安定したピッチングを披露します。
知徳は3回1アウト2塁3塁のチャンスを作り、4番京増。
センター前へ先制タイムリー。
この回さらにヒットを重ね3点をリードします。
5回、小船は2アウト2塁の場面を作られると、
打席には明誠の1番坂上。
知徳・小船投手:
「真っすぐでいこうとして慎重に変化球でいけば、良かったですけど」
自慢のストレートを狙われ、1点を返されます。
6回にも1点を失った小船は、7回から2番手の原田にマウンドを譲ります。
その原田は2本のヒットを打たれ、2アウト3塁1塁のピンチ。
ここで小船が伝令に走ります。
知徳・小船投手
「同点になっても大丈夫だと声を掛けて、(みんなの)顔が硬かったので、もっと良い顔してやってこいと言いました」
そして明誠の打席は3番キャプテンの一瀬。
鋭い当たりでしたがファースト京増がナイスプレー。
この回無失点で乗り切ります。
知徳は8回にも2アウト3塁1塁のピンチを招きますが、明誠8番梶田の打球をサード松本がうまくさばいて得点は許さず。
知徳が全員野球で9年ぶりのベスト8進出です。
知徳・小船投手
「次の相手は勢いは自分たちと同じようにあると思いますし、そこでも最後は気持ちだと思うので、全員で
勝っていきたいなと思います」