荒川静香さん、中山雅史さん、百田夏菜子さんも…282人が聖火つなぐ 静岡県で聖火リレースタート
聖火リレーが静岡県内でもスタートしました。23日から3日間かけて282人のランナーが聖火をつなぎます。
午前8時24分 湖西市をスタート
中野結香アナウンサー:「いま最初のランナーがスタートしました」
23日午前8時24分。第1走者の當間ローズさん(26)が湖西市の新居関所跡前をスタート。ブラジル出身で幼少期を湖西市で過ごした當間さんは、沿道の声援に応えながらおよそ200メートルを走り、次の走者に聖火をつなぎました。
當間ローズさん:「今も胸はいっぱいですし、気持ちはドキドキですし、光栄です」
湖西市 沿道の人
「半世紀前の感動をもう一度と思って、頑張ってきました。2回目見られて最高です。うれしいです」
浜松市は新型コロナの影響でコース短縮 1人40メートルに
湖西市の次は浜松市。新型コロナの感染状況を踏まえてコースが北区に一本化された影響で、走る距離は走者1人につき40メートルに短縮されました。
鈴木誠記者:「天皇陛下が静養のため訪れたプリンス岬でいま聖火がつながれています」
プリンス岬では、浜松市出身でパラリンピック委員長の河合純一さんもランナーを務めました。
河合純一さん:「いろいろな状況の中で変更があるのは仕方がない。距離が短くなったとしても、走ることができたことは本当にありがたいこと」
聖火はこの後、袋井市へつながれ、コースになっているエコパスタジアムではフィギアスケーターの荒川静香さん(39)、サッカー元日本代表で藤枝市出身の中山雅史さん(53)、浜松市出身で人気アイドルグループの百田夏菜子さん(26)が聖火をつなぎます。
聖火ランナーが走る各地域では、交通規制が実施され、静岡市中心部では帰宅ラッシュと重なる午後5時ごろから規制が行われることから、静岡県は事前にホームページで迂回路を確認するよう呼びかけています。