2024年春に静岡市にプロ野球の球団が誕生か…田辺市長「40代からの夢」 市民は「盛り上がるならいい」「市民に浸透するかが課題」 /今週の静岡

静岡市 田辺信宏市長:「これは私にとっても、もう40代の時から、市長になるずっと前からの夢だった」

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2024年春に静岡市にプロ野球の球団が誕生か…田辺市長「40代からの夢」 市民は「盛り上がるならいい」「市民に浸透するかが課題」 /今週の静岡

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1軍持たない2軍球団。清水区の「清水庵原球場」が本拠地になる想定

 13日、会見で静岡市の田辺信宏市長が語った夢。それは静岡市にプロ野球球団を新設することです。田辺市長は2011年、市長に初めて当選した時から、「プロ野球球団の創設」を公約として掲げていました。今期限りで市長を退く田辺市長の元に朗報が届きました。

ハヤテグループHP
「このたびハヤテグループは静岡を本拠地とさせて頂き2024年春のプロ野球参入を目指します」

静岡市 田辺信宏市長:「ハヤテグループがNPBのファームリーグ拡大構想における来年春の公募に向けて、静岡市をホームとして正式に参加したいという意向を表明されました」

 都内で金融事業などを手掛ける「ハヤテインベストメント」が「静岡市を本拠地に2024年春のプロ野球参入を目指す」とHPで発表しました。1軍を持たない2軍球団で、清水区にある「清水庵原球場」が本拠地になる想定です。

静岡市 田辺信宏市長:「ハヤテさんからの話を受けて、イースタンリーグということになるんでしょうけれども、この参加が実現できるようにし、清水庵原球場の本拠地化について、今後どんなことが受け皿づくりとしてできるのか、積極的に検討を進めてまいります」

市民は…

画像: 市民は…

 こうした構想に静岡市民の反応は…。

40代:「単純に盛り上がるならいい。エスパルスも元気ないので、そういうところで純粋にスポーツを楽しめる環境ができるのはいい」

60代:「それで活性化というか、静岡が盛り上がっていければいい。どこの運営でも静岡を拠点に球団ができるのはいい」

30代:「千葉から引っ越してきたので、静岡に来てみてやっぱりサッカーが一番盛んなのかなと思う。野球がどれくらい市民に浸透するのかが課題なのでは」

 先月開かれたプロ野球オーナー会議では、2024年のシーズン開始を目標に、新たに2つの球団の新規参入を認め、2軍の公式戦を開催する方針などが取りまとめられました。

プロ野球オーナー会議 山口寿一議長(11月):「新たにファームリーグに参加したい球団・チームを募ってファームリーグを拡大し、地域での野球活動、野球振興を図ることを柱としている。私たちNPBにとっては、より多くの仲間たちと手をとりあって進める全く新しい挑戦になる」

 新たな球団は、今あるプロ野球球団の本拠地がないことが前提です。今後は、参入企業の審査が行われ、それを通過すると静岡市にプロ野球新球団構想が現実味を帯びます。

 静岡市 田辺信宏市長:「今後ハヤテさんが庵原球場周辺の地元の市民の皆さん、あるいは球場の利用者の皆さん、関係の方々と意見交換を実施をして行く予定であると聞いておりますので、それが円滑にできるように、その実施のコーディネーター役というか下支えもしてまいりたいと思います」