【高校野球静岡大会】ベスト４進出をかけて伝統校対決　静岡商業 VS 静岡高校

夏の高校野球静岡大会。ベスト４をかけて注目の一戦です。

　準々決勝は静岡市内の名門校が激突。

　ちゅ～るスタジアム清水での準々決勝、静岡商業対静岡高校の一戦。

　４年ぶりの甲子園を狙う静高は、２回。

　５番唐國がノーアウトから、ツーベースヒットを放つと…。

　今大会初先発の寺田が貴重な先制点をもたらします。

　さらに１点を追加して迎えた５回。

　満塁のチャンスを作りますが…。

　犠牲フライかと思われた当たりに、静商・山野がファインプレー。

　今大会、毎試合バックホームでランナーを刺してきた山野に、チャンスを阻まれます。

　すると続く、６回。

　バックホームで球場を沸かせた静商の山野に出塁を許すと、

　続くバッターはフォアボールで、ノーアウト２塁１塁。

実況
「あー、ここでエースの吉田です」

　チームのピンチに、マウンドに上がったエース・吉田。

　後続を抑え、静商に流れを渡しません。

　静高は終盤に２点を追加し、５点リードで９回ウラへ。

　そして…。

実況
「試合終了」

　エース・吉田への継投で、最後まで得点を許さなかった静高。

　４年ぶりの甲子園へ、まずは２年連続のベスト４進出です。

静岡高校　石橋咲人主将
「去年は次の準決勝で逆転負けしたので、慢心せず自分たちの野球をとにかく貫いていくだけだと思う」