高校野球選手権 聖隷クリストファーあす初戦 対戦相手の茨城代表・明秀日立とは…

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夏の甲子園はいよいよあす聖隷クリストファーが初戦を迎えます。相手の茨城代表明秀日立はどんなチームなのか。そしてエース高部投手があすへの意気込みを語りました。

 午前10時。

 兵庫県西宮市のグラウンドに姿を現した茨城代表・明秀日立。

 練習開始から10分ほど。

 始まったのは、フリーバッティングです。

 チームは茨城大会6試合で43得点。

 打率も3割5分3厘と打線が好調です。

 そして、ひと際快音を響かせていたのは、背番号1を背負うチームの大黒柱、中岡誠志郎 選手。

 茨城大会では打率4割に迫る成績を残しています。

 投げてはエースとして32イニングと3分の2を投げ、わずか4失点。

 最速144キロのストレートにスライダーやチェンジアップなど、5種類の変化球を持ち合わせる本格派です。

明秀日立・中岡誠志郎選手
「どれだけ点をあげないかという部分が大切になってくる。1回からテンポ良く、チームにいい流れを持っていけるようなリズムと投球をしていきたい」

 8日は練習の半分以上をバッティングに費やしました。

 聖隷クリストファーのエース高部投手を攻略するため、マウンドには左投げの投手が。

 速球に慣れようとマウンドも通常より4メートルほど近くなっています。

日立明秀・金沢成奉 監督
「1点勝負になると思う。高部くんを打ち崩すというよりは攻め崩す。早い段階で高部君に「え?」と思わせるバッティングをしないとうちに勝ち目はない」