キングカズこと三浦知良選手ゆかりのサッカー王国静岡の聖地「ゴール」が復活

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サッカー王国静岡の「聖地」ともいえる場所が静岡市の中心街に復活しました。キングカズこと三浦知良選手ゆかりの店「ゴール」です。

石田和外アナウンサー
「今テープカットしました。キングカズの背番号にちなんで11月11日11時11分にオープンです」

 静岡市葵区七間町にオープンしたミュージアム型カルチャースポット「ゴール ベース シズオカ」。

 日本初のサッカー専門店として60年前にオープンした「サッカーショップゴール」のあった場所に作られ、店舗が移転した2017年以来およそ8年ぶりに「ゴール」が復活しました

オープニングセレモニー

 オープニングセレモニーに参加したのは、三浦知良選手の兄で清水エスパルスの初代キャプテン三浦泰年さんです。

三浦泰年さん挨拶
「この場所は僕と弟が育った場所。住まいは転々としたが幼児期からここだけは長くあって、ここに戻ってこられたのは非常にうれしい」

 サッカーショップゴールは日本サッカー界のレジェンドで、58歳の今も現役を続ける三浦知良選手と、兄で清水エスパルスや日本代表として活躍した泰年さんのゆかりの深い店。

 2人にサッカーを教え込んだ叔父の納谷義郎さんが経営していて少年時代の思い出が詰まった場所です。

 「ゴール」には思い入れがあるという「ミスターエスパルス」澤登正朗さんもオープンに駆けつけました。

(ゴールの復活はどんな思い?)

清水エスパルスユース監督 澤登正朗さん
「僕は中学校からずっとお世話になっていて、こういう形で復活させていただいたので僕自身もうれしい」

三浦泰年さん
三浦泰年さん

ミュージアムスペース

石田和外
「こちらがミュージアムスペースです。三浦兄弟の写真やユニホームなど貴重なものが飾られています。こちらが1992年のナビスコカップ決勝。三浦兄弟がキャプテン同士で対決した伝説の試合です」

 Jリーグ誕生から数々の名勝負を演じてきた三浦兄弟の思い出の数々。

 2人が身に着ていたユニフォームやスパイクなどサッカー王国静岡の歴史を証明する品々が飾られています。

石田和外アナウンサー
「サッカーファンにはどんなふうに見てもらいたい?」

三浦泰年さん
「みんな懐かしいとか僕とカズを見て若いねとか髪が黒いね、とか」

ミュージアムスペース
ミュージアムスペース

カフェスペース

 カフェスペースではまちとサッカーと人をつなぐ憩いの場所を目指しているといいます。


「SNSで見てたらゴールが復活するという記事を見たので
カフェなんだと思って面白そうと思って遊びにきた。サッカー好きにはたまらないコミュニティーの場所になると思った」

三浦泰年さん
「静岡にはサッカーの文化が根付いていてサッカーの好きな人が多いので、サッカーを通していろいろな人にいろいろな発信ができればいい」

 サッカー王国静岡の礎を築いた聖地で歴史をつなぎ新たなサッカー文化を発信してきます。

カフェスペース
カフェスペース