監督交代直後の清水エスパルス 平岡新体制初戦は4試合ぶりの勝ち点1 札幌と引き分け
成績不振により監督が交代した清水エスパルスは6日、ホームで札幌と対戦しました。
ロティーナ前監督の電撃解任から中2日。平岡新体制で迎えたコンサドーレ札幌戦。降格圏までの勝ち点差はわずか2。なんとしても勝ち点がほしいエスパルスは前半17分、西澤のフリーキックのこぼれ球をチアゴ・サンタナがゴール。エースの4試合ぶりの得点で幸先よく先制します。
しかしその6分後。高い位置でボールを失うと、相手に一瞬の隙をつかれ失点。試合は振り出しに戻ります。
勝ち越したいエスパルスは前半終了間際、またも西澤のフリーキックからヴァウドが頭で合わせますが、わずかに枠の外。同点で前半を折り返します。
しかし後半の立ち上がり、札幌にセットプレーからゴールを許し、逆転されてしまいます。
さらに26分、絶体絶命のピンチを迎えますが、日本代表の守護神・権田が右手1本でチームを救います。
すると38分、原のクロスに合わせたのは途中出場の滝!。平岡新監督の愛弟子・滝が起用に応える同点ゴールをねじこみます。
さらにその直後、カウンターから中山がシュートを放ちますが、ゴールならず。
それでも4試合ぶりに勝ち点を積み上げたエスパルス。J1は残り3試合。貴重な勝ち点を手にしました。
清水エスパルス 滝裕太選手:「この勝ち点1をプラスに捉えて、次の試合は勝ち点3が絶対に必要なので、そこを目指してやっていきたい」