【週末Jリーグ】7試合ぶり勝利目指す清水エスパルス 名古屋グランパスと対戦

 降格圏が迫る16位の清水エスパルスは29日、7試合ぶりの勝利を目指し、アウェーで5位の名古屋グランパスと対戦しました。

 エスパルスは、初先発のフォワード藤本ら夏に新加入した5人がスタメンで出場。序盤はホームの名古屋ペース。しかし再三のピンチを日本代表の権田が防ぎます。

 エスパルスは前半42分、片山のクロスから藤本。これは、キーパーの正面。0ー0で試合を折り返します。

 後半11分、エスパルスは夏の移籍組ホナウドの浮き球に、抜け出したサンタナ。ネットを揺らしますが、オフサイドの判定。

 するとその直後、エスパルスは中盤で名古屋にボールを奪われると、前田に強烈なシュートを突き刺され、先制を許します。

 追いかけるエスパルスは後半29分、藤本が絶妙なクロス。合わせたのはサンタナ。新戦力とエースが鮮やかな連携を見せ、同点に追いつきます。

 さらに終了間際。今度は藤本が自らゴールに迫りますが、勝ち越しは叶わず。終盤に粘りを見せたエスパルスでしたが、痛み分けのドローに終わりました。

藤本憲明選手:「まだまだ改善しないといけないところはありますし、失点を少なくしてしっかり隙をついて、しっかり自分たちのコンビネーションをもっと生かして、勝利につなげたいなと思います」