GK権田(清水エスパルス)が好セーブで勝利に貢献 日本が中国に1-0でワールドカップ最終予選初勝利

ワールドカップアジア最終予選、日本は中国と対戦し1ー0で勝ちました。静岡県内からただ1人選ばれたエスパルスの権田選手も先発出場、勝利に貢献しています。

 中立地・カタールのドーハで開催された最終予選中国戦。オマーンとの初戦でまさかの敗戦を喫した日本は、是が非でも勝利が欲しい一戦です。
 立ち上がりから全員が自陣に引いて守る中国に対し、日本が主導権を握ります。

 23分には先発起用20歳の久保が大迫とのワンツーから右足を振り抜きますが、ポストに嫌われます。
 38分にも再び久保がミドルシュートを放ち決定的なシーンを迎えますが、ゴールを奪えません。

 嫌なムードが流れる中、40分。右サイドを伊東が切り裂くと、クロスに合わせたのは大迫。エース大迫のゴールで、ついに日本が先制します。

 日本1点リードで迎えた後半31分、中国のフリーキック。ゴール前へのハイボールはエスパルスの権田が安定したキャッチングでチャンスの芽を摘み取ります。

 権田は試合終了間際にも相手のコーナーキックとなりそうなボールをライン上で防ぐなど、日本のアジア最終予選初勝利に貢献。
 日本は来月、サウジアラビアとオーストラリアとの強豪2連戦に臨みます。

大迫勇也選手:「(最終予選の)最初の勝ち点3はいつも難しいですし、この勝点3をきっかけとして、次もしっかりまた勝点を取り続けたいと思います」