日本最大級のサーモンの陸上養殖施設建設へ 年間5300トンの出荷見込む 静岡・小山町
静岡県小山町にある工業団地に、日本最大級のサーモンの陸上養殖施設が建設されることとなり、26日地鎮祭と記者発表が開かれました。
この施設の事業主はノルウェーに本社を置く養殖業者「プロキシマーシーフード」で、施設の建設は大和ハウス工業が担います。26日の地鎮祭には、小山町長や駐日ノルウェー大使ら関係者およそ40人が参加しました。
施設は延べ床面積2万8000平方メートルの日本最大級のサーモン陸上養殖施設です。海水をかけ流しにしない閉鎖型で、環境への負荷も抑えられています。来年秋ごろからアトランティックサーモンの卵を育て初め、2024年中の出荷を目指します。1年間の出荷数量は5300トンを見込んでいるということです。