高さ6m「巨大水槽」再び…有料公開終了の水族館が「無料」で再開 静岡・清水区
三保の水族館として親しまれ、3月に有料公開を終了した東海大学海洋科学博物館が、完全予約制で入館を再開しました。
西尾梓アナウンサー:「静岡市清水区の東海大学海洋科学博物館です。きょうから完全予約制で一般公開が始まるということで、まだ開館前なんですが水族館の前にはこれだけの多くの人が集まってきています」
静岡市清水区の東海大学海洋科学博物館は3月、老朽化を理由に有料での一般公開を終えましたが、4日から無料・完全予約制で再開しました。
東海大学海洋科学博物館 村山司館長:「設備の方がだいぶ古くなってきて、展示できない水槽が時々あったりするので、有料ではなく無料で皆さんに見て頂こうとこの判断をした」
クジラの骨の標本などが展示されていた水族館の2階部分は見ることは出来ませんが、1階部分はこれまで通り楽しむことが出来ます。
西尾アナ:「こちらの水族館の目玉である高さ6m、縦横10mの巨大水槽はこれからも見られるということです」
普段見ることができない魚に子どもも興味津々です。
静岡市から(8歳)
Q.大きなサメどうだった?
A.「ちょっと怖かった」
Q.この水槽のどんなところが好き?
A.「でっかいところが好き」
静岡市から(40代):「最後の時も見にきて、きょうも始まるのを楽しみに待っていた。久しぶりなのでワクワクして来るのは慣れているが、また見るのが新鮮」
東海大学海洋科学博物館 村山司館長:「一度閉館になったが、その間わずか1カ月だったが、お客さんのいない博物館・水族館は少し寂しいものがあるので、我々もこの日を非常に待ち遠しく待っていた。この界隈で水族館は少ないので、生きている生き物を動いている姿で見て頂きたい」
個人の予約は1時間100人を上限に、来館日の1カ月前から受け付けるということです。