国際クルーズ船が清水港に…受け入れ再開後初の休日寄港 2023年度70回以上の寄港を予定 静岡市
乗客乗員合わせて3000人を超える国際クルーズ船が、静岡市の清水港に初めて寄港しました。
西尾梓アナウンサー:「午前9時です。乗客乗員合わせて3000人以上を乗せた大きな大きなクルーズ船が清水港にやってきました。迫力があります」
静岡市清水区の清水港に初めて姿を見せたのは、スイスの会社が運航する大型クルーズ船「MSCポエジア」です。全長290mあまり、高さおよそ60m、乗員乗客は合わせて3000人を超えています。
歓迎セレモニーで静岡市の田辺信宏市長は「静岡市はMSCクルーズ社に清水港に一度来てほしいと、2016年、2018年、2020年にポートセールスを行ってきた。きょうその願いが叶った」と喜びを語りました。
静岡を訪れたクルーズ船の乗客は
観光客:「フランス、パリから来た。富士山、温泉、茶畑について知っているよ」
観光客:「ノルウェーからきた。遠すぎます。公園に行く予定です、できれば山も見たいな」
国内で国際クルーズ船受け入れ再開後、休日に清水港へ寄港するのは「MSCポエジア」が初めてで、見物に訪れる人の姿もありました。
見物客:「いいね~、一度は乗ってみたいね。清水の街も、(クルーズ船)来るとすごい賑やかだもんね」
見物客が羨望の眼差しを向ける「MSCポエジア」は、21日午後4時半ごろ清水港を出港し、東京に向かいました。新年度、清水港では国際クルーズ船が70回以上寄港する予定で、地域経済の活性化が期待されています。