3・11を忘れない…東日本大震災から11年 静岡県内でも訓練や啓発活動

東日本大震災の発生から3月11日で11年です。静岡県内各地で防災訓練や啓発活動などが行われました。

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3・11を忘れない…東日本大震災から11年 静岡県内でも訓練や啓発活動

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三島市の青木保育園で行われた避難訓練には、園児およそ70人が参加。地震が発生すると園児らは防災頭巾をかぶって身を守る行動をとり、その後、上靴のまま
園庭に避難しました。

女の子:「防災頭巾をかぶってお外に避難しました」

青木保育園
野田由美子園長先生:「3月11日を教訓にして自分の身は自分で守る、そして周りの人たちを助ける事を伝えていければと思っています」

 静岡市清水区の法泉寺では午前、防災について話し合う催しが開かれました。「子育て防災サークルうみっこ」が初めて企画し、子育て中の母親らが参加しました。清水区興津は海から近く津波の被害が想定されていて、参加者は自宅に用意している防災グッズを持ち寄って中身を確認するなどし、防災意識を高めていました。

子育てうみっこサークル
望月香織代表:「自分も子育て世代なんですけど、定期の訓練になかなか参加しづらいことがあるので、皆で防災について学んで皆で意識を高めていけたらなと思います。」

 湖西市のJR新居町駅では、湖西警察署の警察官が通勤や通学する人に「津波が来るとわかったら高いところに逃げる」などと注意が書かれたクリアファイルを配りました。県の想定によりますと、南海トラフ巨大地震では湖西市には揺れの発生から最短25分で最大15メートルの津波が到達すると想定されています。

湖西警察署
坂東昭太郎警備課長:「お住いのハザードマップで避難タワーの位置をこの機会に
確認していただきたい」