ギョーザ初の3位陥落でショックの浜松市 一方で2年連続トップのスイーツも 今年は静岡市と1・2位独占

林輝彦アナウンサー:「総務省が7日発表した家計調査で、ギョーザへの年間支出額で浜松市が3位という結果に。一方で、あるスイーツの支出額が浜松市と静岡市で上位を記録していたんです」
白木愛奈アナウンサー:「はい、どんなスイーツの支出が増えているのか。私が取材してきました。こちらをご覧ください」
 7日、総務省が発表した「家計調査」。家計の収入と支出に関する調査で、全国の県庁所在市と政令指定都市が対象です。今回の調査では、浜松市の“餃子”の支出が3位に転落、県民に衝撃が走りました。

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ギョーザ初の3位陥落でショックの浜松市 一方で2年連続トップのスイーツも 今年は静岡市と1・2位独占

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浜松市民60代:「(ギョーザを)見るたびに、そのことが頭にあります」
浜松市民50代:「ギョーザは好きなので、1位が奪還できればいいかなと思う」

プリン購入額は1位・浜松市、2位・静岡市

画像: プリン購入額は1位・浜松市、2位・静岡市

白木愛奈アナウンサー:「こちらは総務省が発表した家計調査の県内のデータを抜粋したものなんですが、この表をみてみますと、プリンへの支出額は浜松市が全国1位となっているんです」

 実は2年連続で浜松市のプリン購入額が1位。さらに今年は2位が静岡市ということで、全国のワンツーを獲得する結果になったんです。静岡県民は実はプリン好き? その理由は一体なぜ…!?

スーパー担当者「幅広い客層が購入している」

 総務省の発表した家計調査で浜松市のプリン購買額がなんと全国1位に。そこで市内にある地元スーパーを訪ねてみました。

画像1: スーパー担当者「幅広い客層が購入している」

遠鉄ストアバイヤー 古木寿和さん:「こちらがプリンの売り場です。常時40種類ぐらい販売しています。3連のものですとか、チョコ味やカボチャ味、いろんな種類のプリンを販売している」

 この店では約300品目あるデザートの中でプリンの割合は2割を占めています。プリンへの期待から自社ブランドの商品まで作っていました。
買い物客:「1週間に1個は食べたくなる。なくてはならない私のご褒美ですね」

白木アナ「自身が1位に貢献していると思う?」

買い物客「あるかもしれない(笑)」

 プリンなどお菓子のバイヤーをしている古木さんに全国1位の実感を聞いてみると…

画像2: スーパー担当者「幅広い客層が購入している」

遠鉄ストア バイヤー 古木寿和さん:「プリンは売れているなという実感はあったんですけど、改めて1位という数字を聞くと、浜松市ってすごいんだなと率直に思いました。40代の主婦がお子様の分もまとめて2.3個と買う姿をよく見る。50代‐70代以上のお客様、まんべんなく購入しているので、総合的に判断するとお子様からご年配のお客様まで幅広く支持をいただいている商品なのかなと思っております」

専門店の店長「手土産にちょうどいいのでは…」

 取材中もひっきりなしに客が訪れるこちらの店。JR浜松駅から徒歩5分のところにあるプリン専門店です。店のウリは、なんと100種類以上もあるというプリンのラインナップ。

画像1: 専門店の店長「手土産にちょうどいいのでは…」

プリン専門店スノーフレーク 鈴木宏夢店長:「定番が2種類 マスカルポーネチーズのプリンとクリームチーズのプリン。季節もの、今だったらイチゴとかキウイとか。滑らか食感で固形と液体のいいところのバランスをとっている。ギリギリスプーンですくうと固形なんですけど、食べると完全にクリームになるというところがひとつの特徴」

 プリンの帽子をかぶった鈴木店長に、1位になった理由を分析してもらうと…。

画像2: 専門店の店長「手土産にちょうどいいのでは…」

プリン専門店スノーフレーク 鈴木宏夢店長:「(浜松市は)お手土産文化があると思っていて、手土産で選ぶ方が多い。ちょっとしたお菓子だと物足りない。けれど(値段が)高すぎても引かれちゃうというところでプリン。プリン1位となって、ちょっとでもプリンを調べていただく観光客の方が来てくれたらうれしい」