ひと足早い新茶の初摘み 冷やして飲むと白ワインのような味わい 静岡市
本格的な新茶のシーズンを前に、ひと足早い新茶の初摘みが静岡市で行われました。
桜井健至記者:「急な斜面にある茶畑に農家やボランティアの方たちが集まりました。手際よく新茶を摘み取っていきます」
新茶の初摘みが行われたのは静岡市駿河区の山の中にある松川園です。この茶畑では「近藤早生」と呼ばれる生育の早い品種が栽培されています。花や果実に近い濃厚な風味があり、冷やして飲むと白ワインのような味わいを感じられるということです。
松川園 松川洋平さん:「3月の中ごろから暖かい日が続いて寒さの害をまったく受けなかったので、お茶本来の力強い旨味が出ると思います」
ここでとれた新茶は12日から静岡伊勢丹で販売されます。