ナイチンゲールの献身の精神を引き継いで…看護専門学校で「戴帽式」 静岡・清水町

 静岡県清水町の県立看護専門学校では、看護師を目指す学生が決意を新たにする「戴帽式」が行われました。

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ナイチンゲールの献身の精神を引き継いで…看護専門学校で「戴帽式」 静岡・清水町

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 「戴帽式」は、看護師を目指す学生たちが初めての病院実習に臨む前に、改めて自覚や意欲を持つ神聖な儀式で、「ナイチンゲール」の献身の精神を引き継ごうという意味が込められています。

 看護Ⅰ学科の2年生40人が参加し、教員から1人ずつ「ナースキャップ」を与えられると、キャンドルに火が灯っていきました。

戴帽生2年1組 大石理海さん:「緊張はしましたが、改めて看護師に道に進むんだという実感がわいた。患者さんのことを第一に思い、誠実な看護師になりたい」

戴帽生2年2組 林美月さん:「今まで以上に目標に向かって頑張っていきたい。患者さんに思いやりを持ち、身体的な援助だけではなく、心の面からも支えられるような看護師になりたい」

 県立看護専門学校は1974年の開校以来、これまでに3913人の卒業生を地域に輩出。2019年4月に県東部地域初となる助産学科を開設した県内唯一の県立看護専門学校として、看護師と助産師の養成に取り組んでいます。