国の特別天然記念物二ホンカモシカの目撃情報相次ぐ 体長1mほどの若い個体か 浜松市
浜松市東区で国の特別天然記念物の二ホンカモシカの目撃が相次ぎ、市が「遭遇したら近づかないように」と市民に注意を呼びかけています。
19日、浜松市東区の遠州鉄道さぎの宮駅周辺で、市民から「ニホンカモシカを目撃した」などと情報提供がありました。
浜松市によりますと、10日午前8時45分ごろ、浜松市中区葵西4丁目付近でも市民から複数の目撃情報が寄せられ、その後もニホンカモシカは17日午前5時半ごろに浜松市東区豊町で、18日午前9時すぎには浜松市東区大瀬町で目撃されているということです。
目撃されたニホンカモシカは、黒に近い灰色で体長およそ1メートル、10センチ未満のつのがはえていて、若い個体とみられています。市は同じ個体がいくつかの場所で目撃されている、とみています。
浜松市は「見かけたら離れ、市に連絡してほしい」などと市民に注意を呼びかけています。