夏休みの予算がコロナ禍前を大きく上回る 静岡県民50人に聞いた「夏休みの予定」
明治安田生命の調査・分析によると、賃上げの影響もあり、去年より「費用を増やす」、「遠くに行く」、「日数を増やす」といった、「高め・遠め・長め」の旅行を楽しむ傾向が出ているということです。そこで、番組では県民50人に緊急調査。今年の夏休みは、皆さんどう過ごす予定なのでしょうか?
「大阪でグリコのポーズを」「屋久島で野生の猿やシカ見たい」
静岡市民30代(県内旅行):「夏休みは奥さんの家族はおじいちゃんおばあちゃんたちと熱海に旅行に行く予定。(旅行の日は)ちょうどこの子が1歳を迎えて1週間ぐらいなのと、おばあちゃんの誕生日が1週間後ぐらいなのと、おじいちゃんが70歳でお祝いなので、トリプルでお祝いできるので、それが楽しみ」
藤枝市民10代(国内旅行):「大阪に2泊3日で行く。一人で(大阪の)友達の家に行く。たこ焼きを食べようと話していたので、(楽しみは)たこ焼きをたべること。グリコのポーズ撮りたい」
富士市民20代(帰省):「私はおじいちゃんが屋久島に住んでいるので、屋久島のおじいちゃんに会いに行く。一番楽しみなのはおじいちゃんに会えるのもだが、昔行ったときに野生の猿やシカがその辺にいた。それを見るのが楽しみ。野生の生き物その辺にいるんだみたいな。久々にこういうマスクもしなくていいとなったので、遠出とか、いっぱいできたらなという感じ」
「推し活旅行」で東京へ
街では県内旅行から帰省まで、様々な予定が聞かれました。中にはこんな人も…。
静岡市民10代(推し活旅行):「東京に行こうかなと。推しがいるので、推し活をしようかなと。SnowManの向井君が好きなので、その聖地巡礼やYouTubeなんかをやってみようと思う。(聖地巡礼は)グッズだけ単体で、その場所の写真を撮る感じ」
Q.本人(自分)は映らない?
A.「自分は映らない、グッズだけで風景の写真を撮ろうかなと」
Q.(グッズと)一緒に来たよ、とかではない?
A.「自分は全然いらないので、グッズだけ写真を撮ろうと」
母親:「高校生夏休みなので、いい思い出作りになればいいなと」
今回50人に聞いた結果では、県内も合わせて、今年国内旅行に行くと答えた人は22人。また、帰省すると答えた人は10人で、半数以上が今年の夏にどこか遠出を考えているという結果となりました。
観光地は家族連れらで大にぎわい
県内の観光地はすでに、にぎわいを見せ始めています。
梅田航平記者(7月30日):「浜松市の浜名湖パルパルです。きょうは天気にも恵まれ、夏休みに突入したということで、チケット売り場にはご覧のように多くの家族連れで行列ができています」
流れるプールが園内に併設されている遊園地、浜名湖パルパル。夏休みに入ってから暑い日が続いていることもあってか、県内外から多くの家族連れが涼を求めに訪れていました。
愛知から
Q.なぜ浜名湖パルパルに?
A.「近場でちょうどいいかなと。楽で子どもも楽しめて」
Q(子どもへ)プールどう?
A.「楽しい! 気持ちいい!」
Qお父さんとプール来れてどう?
A.「楽しい!」
愛知から
「主人と一緒に来たが、(子どもの)誕生日だから2人とも休みを取って、きのう(23日)からここに泊まって、きょう帰る予定」
Q.誕生日だけどどうかな?
母)「最高って言ってみたら」
子)「サイコー!」
制限なくし、通常通りの営業に
こちらのプールでは、コロナ禍の去年までは、デッキでのマスク着用を呼びかけていましたが、今年は制限をなくし、通常通りの運営に戻しました。
浜名湖パルパル 石井宏幸総支配人:「やはりコロナで皆さんが我慢された分、思い切り楽しもうというお客様が増えたのかなと。遊園地だけではなくて、周りの宿泊施設からも浮き輪姿で、プールで遊ぶぞと歩いている姿も見ているので、お客様がすごく増えているなというのは実感している」
4年ぶりの新アトラクションも
観光業界にとって、夏休みは多くの集客を見込める絶好のチャンス。浜名湖パルパルでも、7月15日に屋内シューティング型の新アトラクションが4年ぶりにオープン、顧客獲得に力を入れています。
この新アトラクションの効果もあり、29、30の土日の来場者は、去年から2割ほど増え、4000人以上が訪れたということです。
浜名湖パルパル 石井宏幸総支配人:「やはり我々地元の遊園地として、自分が小さい頃に親に連れてきてもらった思い出の場所に、今度は自分が親になってお子様を連れてきていただける、家族の思い出をはぐくむ場所として皆さまの期待に応えていきたい」
コロナの5類移行もあり、久しぶりに戻った“いつも通りの夏休み”。今年は多くの場所で、夏を楽しむ笑顔がみられそうです。