静岡県内のインフルエンザの流行が終息…2週連続で流行期の目安下回る

 静岡県は6日、今シーズンのインフルエンザの流行が終息したと発表しました。6月まで流行期が続いたのは、初めてです。

画像: 静岡県内のインフルエンザの流行が終息…2週連続で流行期の目安下回る

 県によりますと、6月26日から7月2日にかけて行われた調査で、県内の医療機関の定点あたりの報告数は0.54人でした。2週続けて流行期の目安とされている1未満となり、県内の流行は終息したとみられます。県内で6月まで流行期が続いたのは、記録が残る2006年以降初めてです。

 また、流行期に注意報レベルとならなかったのも初めてで、大きくない流行が長く続いたシーズンとなりました。

 県は、「RSウイルス感染症やヘルパンギーナなど小児を中心に流行している感染症がある」として、引き続き感染対策に努めるよう呼びかけています。