静岡県内各地で大雨 倒木でマンションの窓が割れる被害も…竜巻などの激しい突風や土砂災害に注意

暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で1日の県内は、各地で雨となりました。現在、県西部で大雨警報が発表されています。

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静岡県内各地で大雨 倒木でマンションの窓が割れる被害も…竜巻などの激しい突風や土砂災害に注意

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 東シナ海から日本の東に伸びる前線と低気圧に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、大気の状態が不安定になり県内は、未明から各地で雨となり現在、県西部に大雨警報が発表されています。

 31日午後2時の降り始めからの雨の量は浜松市天竜で99.5ミリ三島で86.0ミリ森町三倉で85.5ミリなどとなっています。

 1日から2日にかけて1時間に予想される雨の量は、いずれも多いところで県全域で50ミリとなっています。また、2日午後6時までの24時間で予想される雨の量はいずれも多いところで県全域で150ミリとなっています。

 道路をまたぎ、マンションの植え込みに倒れ掛かった木。住宅の窓ガラスにはひびが入り、フェンスはこのありさま。

 1日午前、静岡市駿河区の神社の敷地内にあった木が倒れ、マンションの窓が割れるなどの被害がありました。一時、道路は通行止めになりましたが、マンションの住民にけがはありませんでした。昨夜からの雨や風が倒木の原因とみられています。

被害にあった住民「まだ、寝ていて凄い音がしたから起きて きのうの夜はすごい雷とか雨の音がすごかったが朝方はわからなかったが、雨がひどかったのかなと思う」

 大気が不安定な状態は2日も続き、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨となるところもある見込みで、気象台は、竜巻などの激しい突風や低い土地の浸水、土砂災害などに注意するよう呼び掛けています。