1億2000万円の徴収漏れ…静岡県職員の医療保険などを扱う共済組合の掛け金など
静岡県の職員の医療保険などを扱う共済組合の掛け金など1億2千万円が、正しく徴収されていなかったことがわかりました。
県によりますと、去年4月から今年9月まで、県職員の医療保険や年金などを扱う共済組合の掛け金が正しく徴収されていなかったということです。徴収漏れは、教育委員会や警察本部など約1300人の職員の掛け金と、それに伴う県の負担金で
金額は合わせて1億2千万円に上ります。
原因について県は、去年3月に実施された給与システムの改修で不備があり、掛け金算定のもととなる報酬の計算が間違っていたとしています。不足した掛け金については、対象となる職員の給与から差し引くなどして、原則として12月までに徴収し、県も負担金を納めるということです。
県は「チェック体制のマニュアルを作成し、再発防止に努める」としています。