「指揮が分かりやすくて勉強になった」中学生選抜吹奏楽団メンバーがプロの音楽家から指導 静岡・三島市
来月、静岡県三島市で開かれる音楽祭を前に、中学生がプロの音楽家から指導を受けました。
「彼女の音をもっと聞いてみよう。聞くだけでいい。弱くする必要はないから。チューバの音をね。3、4!(演奏)」
指導したのは、広島交響楽団の音楽総監督を務める指揮者・下野竜也さんらで、伊豆中学生選抜吹奏楽団のメンバーおよそ30人が参加しました。
下野さんは中学生に対し、曲調に合わせどのように音楽を奏でるべきか、想像しながら演奏すべき、などと伝えていました。
中3女子:「今までよりもっと感情を入れて演奏することが出来た。指揮も先生により違うので曲も変わっていくと思います」
中3男子:「吹奏楽って指揮者によっていろんな表現の仕方があるので、下野先生の指揮が分かりやすくて勉強になった」
下野さんら日本のクラシック界を代表する音楽家による「三島せせらぎ音楽祭」は来年1月16日に開かれます。(会場:三島市民文化会館)