安倍川花火大会7月22日に実施40万人の来場見込む 静岡市は安倍川河川敷スポーツ広場の整備を急ぐ

70回目を迎える静岡市の夏の風物詩安倍川花火大会が7月22日に開催されることが決まりました。

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安倍川花火大会7月22日に実施40万人の来場見込む 静岡市は安倍川河川敷スポーツ広場の整備を急ぐ

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 ことしの安倍川花火大会は7月22日の午後7時半から打ち上げが始まり、およそ1時間半の間に1万から1万5000発の花火が夜空を彩ります。
 マスク着用や飲食は個人の判断に委ねられ、来場者数は40万人を見込んでいるということで、打ち上げ場所は去年と同様人の密集を避けるため4ヵ所になる予定です。

 露店の出店は河川敷内のみ。

 大会の予備日は設けられません。

安倍川花火大会本部 原田正男会長:
「今回70回大会ということで一つの節目なので、静岡市の地域活性化のためにも、大いに頑張っていきたいと思っています」

河川敷のスポーツ広場が

 ただ、まだ決められないことがあると言います。

 去年9月、台風15号の被害が関係します。

石田和外アナウンサー:
「普段はこの安倍川、所々中洲のような物が見えるんですが、きょうは川幅いっぱいに茶色の水が海に向かって流れ込んでいます」

 台風によって安倍川河川敷のスポーツ広場が冠水し、一部は陥没しました。

 静岡市によると、市が管理する河川敷の19カ所のスポーツ広場の内、これまでに復旧できたのは11カ所で、花火大会で使用する広場を含めた8カ所は現在使用できない状態だということです。

林輝彦アナウンサー:
「会場のひとつ田町緑地スポーツ広場。全体的に平らに整備されているように見えますが、土が盛り上がっているところやボコボコしているところがあります」

 市は引き続き広場の整備を進めて、花火大会までには作業を終えたいとしています。

 花火大会本部は桟敷席や仮設トイレ、屋台の場所など、グラウンドの整備を待たなければ進められない準備もあるとして、状況を注視していく考えです。

画像: 河川敷のスポーツ広場が