静岡県島田市でハウス新茶初摘み 去年より8日早い初摘みに

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春の訪れを感じさせる新茶の初摘みが、静岡県内のトップを切って、島田市内のハウス茶園で始まりました。

 初摘みが行われたのは島田市阪本にある大塚聡さんのハウス茶園です。

 園内では8日午前8時ごろから農家の主婦ら15人が出て、10センチほどに育ったもえぎ色の新芽を手際よく摘み採っていきました。

 品種は県内の主力品種である「やぶきた」です。

 ハウス内は日中の熱エネルギーを土の中に取り込む地中循環方式で、初夏の陽気と同じように温度や湿度が保たれています。

 生育は順調で今年は1月、2月の気温が高めに推移したため、去年より8日早い初摘みとなりました。

 ハウス茶園では8日から10日ほどかけ生葉およそ300キロを摘み取り、製品にされた新茶は11日から日から近くの直売所で100グラム5000円で販売されます。