浜名湖の「観光潮干狩り」5年連続で中止の見込み アサリが深刻な不漁…漁協「最低でもあと10倍は必要」

 アサリの深刻な不漁を受け、浜名湖の潮干狩りが5年連続で中止される見込みであることがわかりました。

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 浜名漁協によりますと、記録的なアサリの不漁が続き、資源の回復が見込めないとして、今年も「浜名湖観光潮干狩り」を中止する見込みです。中止となれば、2019年から5年連続となります。

 アサリは浜名湖最大の水資源で、観光潮干狩りは風物詩となっていましたが、漁獲量は2009年をピークに年々減少し、最近では記録的な不漁となっています。詳しい原因はわかっていません。

 浜名漁協の渥美敏組合長は、「アサリは最低でもあと10倍は必要。今後は養殖も検討したい」とコメントしています。