5年間で2人死亡…かまれると死に至ることも マダニが活発になる時期迎え静岡県が注意呼びかけ

 ゴールデンウィーク中、レジャーに出かける人が増えることから、静岡県はマダニに咬まれないよう注意を呼びかけました。

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5年間で2人死亡…かまれると死に至ることも マダニが活発になる時期迎え静岡県が注意呼びかけ

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 マダニは体長2ミリほどで、シカや猪などの野生動物が出没する場所や住宅の裏山、畑などに多く生息します。暖かくなる春先から秋にかけては、特に活動が盛んになり、レジャーや農作業中などにマダニにかまれる危険性が高まります。ウイルスや病原体を持っているマダニにかまれると、発熱や発疹などの症状が出る日本紅斑熱などに感染し、最悪の場合死に至ります。県内では過去5年で、高齢者の死亡が2件確認されています。

 県は草むらなどに入る場合は、長袖・長ズボンで首にタオルを巻くなど肌の露出を少なくすることやマダニにかまれ、発熱などの症状が出た場合は医療機関を受診するよう呼びかけています。