富士山をテーマに平安時代に思いをはせ、江戸時代から大正にかけて描かれた浮世絵や絵画を展示 静岡・富士市

 富士市の富士山かぐや姫ミュージアムで、文学と富士山をテーマにした展示会が開かれています。

「千年を写す~文学に見る富士の景色~」と題したこの展示会では、平安時代の文学を題材に江戸時代から明治・大正にかけて描かれた浮世絵や絵画などおよそ90点が展示されています。

 在原業平東下り図屏風は中央に高くそびえる雪景色の富士山を描き、手前に旅の一行を置いて富士山の壮大さが表現されています。

富士山かぐや姫ミュージアム学芸員 佐野あき沙さん
「富士山をキーワードに平安時代に思いをはせていただけるような構成となっております。夏休み期間に入りますので親子で来ていただき、きれいだな~と思って楽しんでいただけるとありがたいです」

 この展示会は8月25日まで、開かれています。