園内最高齢のオスのレッサーパンダ死ぬ 静岡・日本平動物園 種の保存に大きく貢献 園内に献花台を設置
静岡市の日本平動物園は、園内最高齢のレッサーパンダが16日死んだと発表しました。
日本平動物園によりますと、16日午前7時半ころ、オスのレッサーパンダのタク(14)が死んでいるのを飼育員が発見しました。日本平動物園では7頭のレッサーパンダを飼育していますが、タクが最高齢で、2020年からお客さんの前には出ず、バックヤードで過ごしていたということです。解剖の結果、死因は循環器不全によるものでした。
2012年の7月に埼玉県こども動物自然公園から来園したタクは、これまで10頭以上を繁殖し、現在、6頭が全国の動物園にいるということです。(そのうち日本平動物園には2頭)
日本平動物園ではタクをしのび、7月19日からビジターセンターに献花台を設置するということです。