旅するチョウ「アサギマダラ」が静岡県伊豆の各地に飛来 稲梓小学校の児童が生態を学ぶ
旅するチョウとも言われ、1000キロ以上も移動することで知られるアサギマダラが伊豆の各地に飛来して観光客らを楽しませています。
アサギマダラは夏は涼しい高原で過ごし、冬にむけて暖かい南西諸島や台湾に移動しますが、その途中静岡でも休憩するといいます。
下田市では稲梓小学校の3年生と4年生がチョウの生態を学ぶ授業で、専門家の指導を受けながら、アサギマダラの羽に記号をつけてマーキングしました。
このチョウは羽に鱗粉がないため、直接羽に記号を書くことができ個体を識別できます。
後日報告される目撃情報を基に、移動した距離など移動の状況が分かります。
3年前には下田市から1700キロも離れた鹿児島県の離島・喜界島で見つかったケースもあったということです。