11月7日は立冬 立冬の風物詩「こも巻き」が箱根松並木で行われる 静岡・三島市
11月7日は立冬です。静岡県三島市では風物詩、箱根松並木の「こも巻き」が行われました。
「こも巻き」は病害虫を駆除して、箱根松並木の保護・保存するため、1970年から毎年行われています。二重折りのこもを松の根元からおよそ1・5mの高さで、縄を2周ずつ巻いて固定していきます。
最盛期には700本あった松も、太平洋戦争で多くが燃料に使うため伐採され、今は210本ほどに減りました。
●三島環境緑化研究会会長 加々見勝八郎さん:
「雨が多かったので蛾が発生しても飛べなかったので虫がついていない。国道1号線で一番松の数があるので孫や子どもの時代までずっと残していきたい」
こも外しは2025年春の啓蟄の日に行われます。