江戸幕府5代将軍・徳川綱吉の政策を当時の資料を通して紹介する企画展が開かれる 静岡・富士市
江戸幕府5代将軍・徳川綱吉の政策を当時の資料を通して紹介する企画展が、静岡県富士市で開かれています。
会場には、綱吉が当時の富士市の農民「中村五郎右衛門」に父母や村人に憐みを持って接した事を称えて与えた「朱印状」などおよそ60点の資料が展示されています。
綱吉は社会的弱者の保護や鉄砲の登録・規制など文明化を進めた人物として、近年、再評価が進んでいるということです。
●富士山かぐや姫ミュージアム学芸員 杉本寛郎さん:
「(綱吉は)いまの我々と同じような考え方を持って暮らしましょうと世の中に広めた人物です」
また政権末期に起きた宝永大地震とその四十九日後の宝永大噴火の富士山宝永噴火絵図では、富士山の火山としての側面が記録されています。
この展示は19日まで行われています。