雨が少ない影響 浜松市は21日から天竜川からの取水を制限 市民に節水呼びかける

 雨が少ない影響で、佐久間ダムの貯水率が減少しているとして、浜松市は21日から天竜川からの取水を制限すると発表し、節水を呼びかけています。

 浜松市によりますと、11月下旬月以降雨が少ない影響で、水源となっている天竜川の水が減少。上流にある佐久間ダムでは19日時点の貯水率が平年を下回る49・4%で、あす以降取水制限が必要となる基準値を下回る可能性が高いということです。

 これを受け、静岡県や浜松市などで作られる協議会は、今後の降水量や天竜川の状況を検討し、21日から天竜川からの取水を上水道5%、工業用水10%、農業用水10%を制限すると発表しました。

 浜松市は地下水の汲み上げ量を増やすなどして、市民生活に影響が出ないよう努めるとしていますが、「じゃ口はこまめに締める」「お風呂の残り湯を他の用途に使う」など、家庭での節水を呼び掛けています。

浜松市役所
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