1月20日は二十四節気の「大寒」なのに静岡県内は春の陽気に
20日は二十四節気の「大寒」ですが、静岡県内は春の陽気に。天竜川では冬の伝統行事が行われました。
●梅田航平記者:
「7・8度を示している浜松市の天竜川です。こちらでは新春恒例の大寒みそぎが行われています」
浜松市の天竜川で行われた「大寒みそぎ」。一年の無病息災などを祈る伝統行事です。船を漕ぎ出す動作を繰り返して体を温めながら気合を入れます。水温は6・2度。およそ5分間、祓(はらえ)の言葉を唱えながら心身を清めました。
●参加者:「入る前は寒かったけど今は非常にすがすがしい気持ち」
●参加者:「禊の神事をやっている中で、身も心もだんだんと温まってきた」
ただ、日中になると静岡県内各地で気温が上昇。静岡市では最高気温が17.0℃と、“春の陽気”となりました。他にも、三島で15.8℃、浜松市天竜区で15.9℃、東伊豆町稲取では17.3℃など「1年で最も寒い時期」にも関わらず
季節を通り越して桜が咲くような気温が続出しました。
● 静岡市民(30代):
「だいぶ暖かくなってきたので、上着一応持っているが、カバンの中にしまった」
● 藤枝市民(20代 3才):
母「暖かくなったと思う」
Q.暖かいのと寒いのどっちが好き?
子「あたたかいのすき」
● 磐田市民(80代):
Q.いまのジャケット1枚で足りる?
「これ(ジャケット)無しでもいい。こんなの(ハイネック)暑いです」
「大寒」にも関わらず暖かくなった県内。ただ、静岡市葵区井川では昨夜からけさにかけて雪が降るなど、寒暖差にも注意が必要です。