解体予定の建物を利用した救出訓練が浜松市で行われる 災害現場に見立てたのは老朽化で2月から解体が始まる警察官舎 浜松市浜名区

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解体予定の建物を利用した救出訓練が浜松市で行われました。

「警察の救助隊です。大丈夫ですか?立てますか?」
 
「立てません」

 浜松市で行われた訓練は、大規模地震が発生し被災した建物に人が取り残されたという想定で行われ、静岡県警と消防から15人が参加しました。

 災害現場に見立てたのは老朽化で2月から解体が始まる警察官舎です。

 参加者は実際にチェーンソーで棚や壁を切断。

 ロープや担架を使って2階に取り残された人をベランダから救出しました。

浜北警察署 淵ノ上善英警備課長:
「なかなか実際の構造物を使った訓練は機会が少ないものですから、日々想像と備えをしっかりしていきたい」