タイの庶民の足「トゥクトゥク」のレンタル店…伊豆半島の観光地で広がる 人気のヒミツは
タイの庶民の足として知られる三輪自動車「トゥクトゥク」。伊豆半島の観光地では、トゥクトゥクのレンタル店が相次いでオープンしています。人気の秘密を探りました。
バイクのようなハンドル。前輪一輪、後輪二輪の三輪車がトゥクトゥクです。熱海駅前に今月、トゥクトゥク専門のレンタル店がオープンしました。この店では3人乗りから7人乗りがあります。料金は3人乗りが2時間で5600円から。今月来月は30%オフです。
利用者:「友達が同期が何人か来てたので、何か面白いことしようかなと。トゥクトゥク乗ろうかなと」
アクセルやウインカーなど操作方法のレクチャーを受けたら出発です。
「一番気を付けてほしいのが下りなんですけど、今ニュースでもやっているフェード現象。ブレーキを踏みっぱなしにすると熱を持って利かなくなってしまう現象の恐れもありますので、セカンドローギアを使って、ゆっくり下りてきて」
トゥクトゥクはタイではタクシーとして知られていますが、一般の人が運転することはできません。日本では普通免許で運転でき、道が狭く坂道が多い熱海にマッチしています。
「より自由度が高い移動ができると思っております」
トゥクトゥクは伊東市の伊豆高原駅前の店でも6月からレンタルを始めています。料金は1時間4400円からです。
「日本で自分で運転できたら、憧れの乗り物に乗れたら、めちゃめちゃ楽しいんじゃないかというので始めた。めちゃめちゃ楽しいです」
風を肌で感じ一味違う旅が体感できる「トゥクトゥク」。コロナ禍でも利用しやすいところも人気の理由の一つです。
利用者:「すごく楽しかったです。バイクとも車とも違う走り方というか、動きがして新鮮でした」
利用者:「風を感じながら車とは違った乗り味で童心に帰れるような思わず笑顔になるような楽しい体験でした」
トゥクトゥクは新たな交通手段として、今後ますます増えていくかもしれません。