静岡大学次期学長に「慎重派」の日詰一幸教授 浜松医大との統合「双方の合意点を考える」
大学の再編で注目されている静岡大学の学長選は、日詰一幸教授(65)が次期学長に選ばれました。
次期学長に選ばれた人文社会科学部部長の日詰一幸教授(65)は、現在の石井潔学長が進めてきた浜松医科大学との再編・統合について「静大の総合大学してのパワーが落ちてしまう」と、慎重な立場を取っていました。
日詰教授は教職員らの意向投票で、再編賛成派の川田善正教授(57)をリードしていて、学長選考会議は「経営のトップとしてビジョンを明確に示し、リーダーシップを発揮できる」と選考理由を説明しました。
日詰次期学長:「今回の意向投票で示された教職員の思いを背負い、双方の反対意見、賛成意 見もあるので、双方の合意点があるか考える」