中学校でセルロースナノファイバーの雑草抑制効果の検証始まる 静岡・富士市立吉原第一中学校

静岡県富士市の中学校でセルロースナノファイバー=CNFを使った雑草抑制効果の検証が始まりました。
CNFとは木や草を1ミリの百万分の1にあたるナノサイズにまで細かく解きほぐした、環境にやさしい次世代の素材です。
中学校の敷地の一角で地面の草を刈って木のチップを撒いたあと、CNFを含んだ細かな繊維などを散布して、雑草抑制の効果を調べます。
9月から10月ごろにどれだけ雑草を抑えることができたか確認したいということで、検証に参加している日本製紙の担当者は「結果が良ければ農薬や除草剤が使えない場所や景観に気を遣う場所に広めていきたい」と期待を込めていました。