大井川鉄道「きかんしゃトーマス号」26日の運行開始を前に100人の園児を招いてオープニングセレモニー 静岡・島田市

大場舞桜アナウンサー:
「このあとテープカットセレモニーが行われる新金谷駅です。すでに多くの取材陣が駆けつけています。そしてこちらには、トーマスをはじめ、フリンやニアなど人気キャラクターが勢ぞろいしています」
24日朝、新金谷駅で行われた、オープニングセレモニー。
トーマスの仲間たちが大集合し、物語の世界に飛び込んだような光景が…。
トーマスに登場する鉄道局長、トップハム・ハット卿に扮した、鳥塚社長の案内で、子どもたちが車内に乗り込み、いよいよ出発…!
鳥塚社長
「出発進行」「ぽー」
大場舞桜アナウンサー:
「ガタンゴトンと少しずつ列車が動き始めています。今、トーマス号が新金谷駅を出発しました。子どもたちのバイバイといった声が聞こえてきます」
2022年の台風15号の影響で、現在も一部区間の運休が続いている大井川本線。
このため、「トーマス号」も、川根温泉笹間渡駅までの、折り返し運転です。
大井川鉄道は、静岡県や島田市、川根本町の財政支援を受けて、4年後の2029年春の全線開通を目指しています。
大井川の鉄橋を渡り…
新金谷駅を出発して、およそ30分。
「トーマス号」が大井川の鉄橋を渡ります。
大場舞桜アナウンサー:
「家山駅です。トーマス号のとなりには、パーシーが停車しています。ここまでの横並びはきょう限定とのことなのですが、期間中はトーマスとパーシーのおよそ2年半ぶりの2ショットを見ることができます」
これまで千頭駅にいたパーシーは、トーマス号の運転に合わせて家山駅へと移動。
大場舞桜アナウンサー:
「いまトーマス号が給水を受けています。機関士の方に話を聞いたところ、新金谷駅を出てこの家山駅に到着するまでに3トンほどの水を使用するということです」
たくさん給水した、トーマス号。
新金谷駅に向けて、後ろ向きで戻っていきます。
大井川鉄道の「きかんしゃトーマス号」は、26日から12月25日まで、週末を中心に運行する予定です。
大井川鉄道 鳥塚亮社長
「今年は家山駅にパーシーが来て、トーマスと出会うシーンとか、いろいろな仕掛け、楽しいお話を作っていくので、みなさん乗りに来てください」
