「『SL』『トーマス号』だけじゃない。観光客に地域の魅力をPRして」 静岡・大井川鉄道の社長が講演

大井川鉄道の社長が沿線の静岡県島田市で講演し、観光鉄道の乗客は乗ることが目的、観光客に地域の魅力をPRしてほしいと呼びかけました。
●大井川鉄道 鳥塚亮社長:
「こっちは本物のSLが走ってるわけですよ。喉から手が出るほどSL欲しい自治体、いっぱいありますよ」
千葉県や新潟県の第三セクター鉄道を再生したことで知られる鳥塚亮社長。観光鉄道の特長を強調します。
●大井川鉄道 鳥塚亮社長:
「普通の鉄道は目的地に行くために乗るでしょ。だけど観光鉄道は乗る事そのものが目的。トーマス、この地域に目的がある人は来ていない。トーマスに乗ることが目的だから」
鳥塚社長はSL目当ての観光客に対し、地域の様々な魅力をアピールしてほしいと来場者に呼び掛けました。
子どもたちに人気のトーマス号も4月26日から運行します。