国内最高齢になった翌日…明治生まれの114歳女性が老衰で亡くなる 静岡・小山町

 前日、国内最高齢になった静岡県小山町の臼井ますさんが、21日朝亡くなりました。114歳でした。

 家族が向けたカメラに向かってニコリと微笑むのは、小山町出身の臼井ますさんです。1910(明治43)年12月18日に生まれた臼井さんは、20日に愛知県幸田町の114歳の女性が亡くなり、国内最高齢となったばかりでした。小山町によりますと、臼井さんは21日午前9時17分、入所していた御殿場市の介護施設で亡くなったということです。114歳、老衰でした。

 2024年9月、込山正秀町長が長寿のお祝いのため、臼井さんを訪問した際には、「みんなに祝っていただいてありがとうございます」と話していました。

 込山町長は「臼井さんは、私たちに明るい希望と大きな勇気を与えてくれました。心よりお悔やみ申し上げます」とコメントしています。

 厚生労働省によりますと、新たに国内の最高齢となるのは、大分県中津市の114歳の広安美代子さんだということです。

臼井ますさん 遺族提供
臼井ますさん 遺族提供