スポーツで地域経済を活性化! 静岡市が初めてスポーツ政策監を採用

 静岡市は、市のアドバイザーを務めている坂口裕昭さんを、スポーツ政策監として採用すると発表しました。

 5月21日付で静岡市のスポーツ政策監(特別職非常勤職員)に採用されたのは、弁護士の坂口裕昭さん(52)です。

 静岡市によりますと、坂口さんはこれまでに、徳島インディゴソックス球団代表や日本独立リーグ野球機構事務局長を務めたほか、Tリーグや女子サッカーチームなどでアドバイザー歴が多数あるということです。

 現在もV1女子・久光スプリングスのエグゼクティブアドバイザーを務め、2024年4月から静岡市のプロ野球球団連携推進アドバイザーも務めています。

 今回坂口さんを採用した目的について静岡市は、「近年のスポーツ行政は、スポーツを活用し地域経済を活性化することや、地域資源を活用したスポーツツーリズムを推進していくことが強く求められている。そこで経験を持つ外部人材を配置し、スポーツ施策を戦略的に進めていく体制を構築するため」としています。

 静岡市がスポーツ政策監を採用するのは今回が初めてで、任期は2026年の3月31日までです。

スポーツ政策監に採用された坂口裕昭さん
スポーツ政策監に採用された坂口裕昭さん