「まだ復興していない 輪島のことを忘れないで」復興支援のための輪島塗漆器の販売会 静岡市葵区

能登半島地震から間もなく1年半。静岡市で復興支援のため輪島塗漆器などを販売する催しが始まりました。
大野裕輝記者:
「こちらではきょうから石川県の伝統工芸輪島塗の漆器などが販売されています。店頭にはおよそ2000点の商品が並んでいるということです」
能登被災地の復興支援を目的に静岡市のマークイズ静岡で始まったこのイベント。
石川県輪島市で生産された輪島塗の漆器などが販売されていて、その半数以上が被災した工場や店から取り出した物です。
出店者の中には地震で家や店を失い、今も仮設住宅での生活を続けている人もいます。
漆の郷大藤 大藤清社長:
「皆さん『震災から復興したよね』ということを言われることが多い。まだ復興はしていないということと、輪島のことを忘れてほしくない。そういうことを私たちは伝えないといけない」
この催しは26日まで開かれています。