市の担当者「建物の構造が確認できたのは大きなステップ」 浜松城の発掘調査結果を発表
浜松市は旧元城小学校跡地で行っている浜松城の発掘調査の結果を公開しました。
13日午後行われた説明会で、浜松市は江戸時代の浜松城の中心的建物である二の丸御殿の柱を支える礎石や雨落ち溝が確認されるなど、建物の基礎構造が明らかになったと発表しました。
また、礎石と礎石の間がおよそ2メートルと上位階層の住居の特徴である京間を基準に設計されていることも確認されたということです。
市の担当者は「いままで絵図でしか確認出来なかった建物の構造が、現場で確認できたのは大きなステップ」と説明しました。
市によりますと、感染症対策のため現地の一般公開は行わず、15日から市のホームページで動画で公開されるということです。