主に5歳以下の乳幼児が感染…「ヘルパンギーナ」5年ぶり『警報レベル』 静岡県
静岡県は、子どもを中心に発症する夏かぜの一種「ヘルパンギーナ」が5年ぶりに警報レベルに達したと発表しました。
県によりますと、今月12日から18日までの定点医療機関あたりの患者数は8.85人で、5年ぶりに「警報レベル」を超えました。記録が残る2006年以降、過去最高です。
「ヘルパンギーナ」は、発熱や口内の水疱などの症状を特徴としたコクサッキーウイルスなどによる急性ウイルス性咽頭炎で、主に5歳以下の乳幼児が感染します。
県は、発熱や口腔内の発疹・喉の痛み等の症状が現れ、水分摂取が低下してきた場合は、早めの受診をするよう呼びかけています。